魅力再発見・ジャーマンカモミールの精油

豊川市のアロマセラピー・スクール＆サロン「アロマ・ルアーナ」の太田です。

世間を騒がせた？台風も過ぎ去って、朝晩は過ごしやすくなってきましたね。

夏のお疲れが出やすい季節でもあります。ご自愛くださいませ。

肩が痛い！そんな時に選ぶアロマオイルは？

さて、先日のこと…なんだか肩が痛くなってしまいました。

若い頃からストレートネックと言われ、肩が凝りやすいのですが、それとはまた違った痛みが走りました。

「五十肩か？」

もうそんなお年頃です（笑）

肩こりの酷い時には、ウィンターグリーンの精油を使いアロマのセルフケアをすることが多いのですが、精油の棚にフッと目をやると「ジャーマン・カモミール（カモマイル・ジャーマン）」精油が目に留まりました。

ジャーマン・カモミールは、アロマのレッスンを始めた頃、アトピー性皮膚炎が悪化した際に良くお世話になった精油です。（今ではすっかり癒されました。）

他にもジャーマン・カモミールと言ったら、捻挫や打ち身などの痛みにも有用な精油です。

久しぶりに手に取って、キャリアオイルで希釈して痛みのあった肩に塗布してみると…

「すごく良い！」

あんなに痛かった肩の痛みが、スッと引いていきました。

ジャーマン・カモミールの臨床例

そういえば、アロマセラピスト仲間が、骨折をした際にジャーマン・カモミールを使って、クレイ湿布をしたところ痛みが軽減したと聞いたことを思い出しました。（骨折はアロマセラピーでは癒せませんので、病院に行くまでの間の応急処置だったそうです。）

更に先日は、外反母趾の痛みでお悩みだった生徒さんに、ジャーマン・カモミールをお勧めしたとことでした（汗）

しばらくジャーマンカモミールを使うような場面に遭遇していなかったのですが、今回肩が痛くなって、改めてジャーマン・カモミールの良さを再発見しました。

不思議な魅力を持つ精油

ジャーマン・カモミールは、そのお花を原料にした精油。

４千年も昔からヨーロッパでは、薬草として用いられてきた歴史があります。

大量の花からごく僅かな精油しか取ることができないため、一般的な精油に比べ少しだけ高価なアロマオイルです。

その香りには、甘さと苦さを併せ持つ不思議な魅力があり、成分にアズレンを含むため、ブルーがとても美しい精油でもあります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

アロマ・ルアーナ太田亜希