アロマセラピーにおいて最も大切なのは精油(エッセンシャルオイル)ですが、精油をお肌に塗布する際には、キャリアオイルが必要となります。
今日は、アロマセラピーの影の主役!キャリアオイルのお話です。
キャリアオイルとは
エッセンシャルオイル(精油)は高濃度なため、肌に直接塗布することができません。精油を肌にそのまま塗布すると、肌荒れやアレルギーを起こす原因となりますのでご注意ください。
肌に塗布するためには希釈が必要となり、その際に使用するのがキャリアオイルです。
ベースオイルや植物油とも呼ばれ、マッサージやスキンケアにそのまま使われることもあります。
キャリオイルには、皮膚の健康に必要な有用成分や必須脂肪酸が豊富に含まれており、使用する人のお肌の状態に合わせて選んでいきます。
良いキャリアオイルの選び方
良いキャリアオイルを選ぶ際の注意事項は以下のことがあります。
抽出法
キャリアオイルは、一般的にコールドプレス法(低温圧搾法)と言われる熱を加えない方法で抽出されます。
食物油のように高圧で絞ったものは、60度以上になることもあり、成分が変わってしまうことがあるため、アロマセラピーでは一般的に使用しません。
このほか、オイルに植物を漬け込み、植物の有用成分を浸出さる(浸出油)オイルがあります。
その他
100%ピュアナチュラルであること。
その植物に合った土壌、気候で育てられていること。
農薬や化学薬品を使用していないこと。
動物実験していないこと。 などが挙げれます。
アロマ・ルアーナで使用しているキャリアオイル
アロマ・ルアーナで使用しているキャリアオイルは、良いキャリアオイルの条件をクリアしたグレードの高いベースオイルです。
その種類は…
- スイートアーモンド
- ホホバ
- カレンデュラ
- 月見草
- ローズヒップ
- ホリジ
- アボカド
- アルガンオイル などなど…
10種類ほどあります。
それぞれ主要成分が異なり、クライアントさまのお肌や身体の状態に合わせてブレンドしたり、あるいは単体で使用したりしていきます。
キャリアオイルの私の使い方
現在、ダイエット中の私…(笑)
セルフケアのリンパマッサージでは、スイートアーモンドオイルをベースに月見草オイルをブレンドしています。
精油は、ラベンダー・フランス、ジュニパーベリー、ローズマリーCT1をブレンドしています。
※スイートアーモンドには、大変伸びが良くマッサージに使用しやすいオイルです。
月見草オイルには、ガンマリノレン酸(gamma-linolenic acid:GLA)などのオメガ6脂肪酸が含まれています。アメリカ先住民は、月見草を用いて打ち身や傷のための湿布を作っていたそうです。17世紀に、月見草オイルはヨーロッパで民間療法としての人気が高まり、「王の万能薬」として知られていました。ダイエットや更年期にも有用と言われているので、ゆらぎ世代の私にぴったりのキャリアオイルのブレンドなんです♪
アロマセラピーを安全に楽しみましょう♪
アロマセラピーといえば、自然なもので安全なイメージがありますが、その使い方によっては、とても危険なこともあります。
正しいアロマセラピーの知識を学び、アロマセラピーを安全に正しく楽しみましょう♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!